Drive My Car そして Norwegian Wood ラバー・ソウル1
2008年 10月 17日
Rubber Soul
The Beatles / Toshiba EMI
Help!の次はラバー・ソウル(Rubber Soul)です。このアルバムには名曲がたくさんあるので、記事を複数(3か4かな)に分けてアップしますね。まずはA面(CDだとないけど・・・笑い)前半の3曲、Drive My Car、Norwegian Wood、You Won't See Meから。一曲目から衝撃のアルバムでした。今までのアイドル路線から大きく方向転換しています。
Drive My Carはモータウンサウンドの影響を受け、今までの楽曲よりもリズムが強力となっています。ギターリフもかっこいいですね。歌詞もかなり雰囲気が違います。
彼女に何になりたいかって聞いてみたのさ
そしたら、「えっ、わかんないの?」って
「有名人になりたいわ、映画スターにね」
「あなたとその前に何かできるかもね」※
「有名になったら運転手にしてあげるわ」
「そう私はスターになるのよ」
「あなた運転手ぐらいならできるわね」
「いちおうあなたのこと好きになるかも」
僕も将来はきっと成功するよ
「わかってるわよ」
「小銭のために働くのも悪くはないわ」※
「でももっと楽しい人生にさせてあげる」
すぐにできるよっていったら
「ひとついっておくことがあるの」
「残念だけど、私はまだ車を持っていないのよ」
「でも運転手が見つかったから、そこからスタートね」
ナンパしたい男の子とまんざらでもない女の子の軽妙な会話です。口説いている男を、うまくかわしつつ、でも興味も見せつつ・・・やはり女性の方が上手でしょうか(笑)。ポールの曲ですが、ポールらしくないその歌詞は、おそらくジョンの手伝いもあったのでしょうね。この曲はポールの後楽園ドームでの日本公演で一曲目に演奏されました。その時僕は前から二番目の席。感激して思わず涙、涙だったのを憶えています。
Norwegian Wood(This Bird Has Flown)もなかなかの歌詞。女性とのある一夜を歌ったもの。ジョンはのちにインタビューに答え、「当時の妻シンシアに気付かれないように、他の女性との浮気をかいたもの」と説明しているそうです(Wikipediaより)。Nowegian Woodのタイトルの意味は、歌詞の内容から、ずっとノルウェー製の家具だと思っていました。Wikipediaでみると「ノルウェーの森」とも考えられるとのこと。たしかにBird Has Flownというサブタイトルからは鳥(女性)が森に飛んでいったとも考えられます。言葉に複数の意味を持たせるジョンお得意の作詞術なんでしょうね。
僕はかつて一人の女性をものにしてた
いや、ほんとは逆だったのかもしれない
彼女は部屋を見せてくれたんだ
「ノルウェー製の家具がいいでしょ」
「今日は一緒にいてね、座ってよ、どこでもいいから」
僕はまわりを見回したけど椅子はなかったんだ
そこで絨毯の上にすわってチャンスをうかがいながら※
ワインをのんでいた
僕たちは2時まで話し込んだあと
彼女は「そろそろベッドの時間ね」って言ったんだ
「朝から仕事なのよ」、そう言いながら彼女は笑いはじめた
僕は仕事じゃないよって言って、浴室で寝始めた
そして、目覚めたら一人だった
彼女は森に飛んでいってしまったんだ
そして僕は火をつけた※
ノルウェーの家具っていいね
この曲はシタールが初めて使われたことでも有名です。ジョンらしいシンプルながら美しいメロディは多くのミュージシャンにカバーされています。僕の好きなのはキャロル・スローンのかな。
You Won't See Meはポールのチューン、失恋の歌です。ポールらしい美しいメロディとコーラスが特徴の佳曲です。アン・マレーなんかもカバーしてました。
さてさて、おつぎは・・・はあ~疲れてきた(笑)。
これは面白い!おすすめです。そうそうたるメンバーによるDrive My Carです。
Nowegian Woodの元音源を使用したクリップです。
You Won't See Meの元音源を使用したクリップです。
you can do something in between:in betweenはスターになるまでの間のとこ。その間にsomethingって・・・「私を口説くこと」「私と付き合うこと」などの他にも、あの意味もあるんだろうなあ・・・
working for peanuts:小銭のために働く
biding my time:チャンスをうかがう
light the fire:火をつける
タバコに火をつけるという意味かと思っていましたが・・・ネットでいろいろ見てみると家に火をつけたと考える場合もあるようです。
The Beatles / Toshiba EMI
Help!の次はラバー・ソウル(Rubber Soul)です。このアルバムには名曲がたくさんあるので、記事を複数(3か4かな)に分けてアップしますね。まずはA面(CDだとないけど・・・笑い)前半の3曲、Drive My Car、Norwegian Wood、You Won't See Meから。一曲目から衝撃のアルバムでした。今までのアイドル路線から大きく方向転換しています。
Drive My Carはモータウンサウンドの影響を受け、今までの楽曲よりもリズムが強力となっています。ギターリフもかっこいいですね。歌詞もかなり雰囲気が違います。
彼女に何になりたいかって聞いてみたのさ
そしたら、「えっ、わかんないの?」って
「有名人になりたいわ、映画スターにね」
「あなたとその前に何かできるかもね」※
「有名になったら運転手にしてあげるわ」
「そう私はスターになるのよ」
「あなた運転手ぐらいならできるわね」
「いちおうあなたのこと好きになるかも」
僕も将来はきっと成功するよ
「わかってるわよ」
「小銭のために働くのも悪くはないわ」※
「でももっと楽しい人生にさせてあげる」
すぐにできるよっていったら
「ひとついっておくことがあるの」
「残念だけど、私はまだ車を持っていないのよ」
「でも運転手が見つかったから、そこからスタートね」
ナンパしたい男の子とまんざらでもない女の子の軽妙な会話です。口説いている男を、うまくかわしつつ、でも興味も見せつつ・・・やはり女性の方が上手でしょうか(笑)。ポールの曲ですが、ポールらしくないその歌詞は、おそらくジョンの手伝いもあったのでしょうね。この曲はポールの後楽園ドームでの日本公演で一曲目に演奏されました。その時僕は前から二番目の席。感激して思わず涙、涙だったのを憶えています。
Norwegian Wood(This Bird Has Flown)もなかなかの歌詞。女性とのある一夜を歌ったもの。ジョンはのちにインタビューに答え、「当時の妻シンシアに気付かれないように、他の女性との浮気をかいたもの」と説明しているそうです(Wikipediaより)。Nowegian Woodのタイトルの意味は、歌詞の内容から、ずっとノルウェー製の家具だと思っていました。Wikipediaでみると「ノルウェーの森」とも考えられるとのこと。たしかにBird Has Flownというサブタイトルからは鳥(女性)が森に飛んでいったとも考えられます。言葉に複数の意味を持たせるジョンお得意の作詞術なんでしょうね。
僕はかつて一人の女性をものにしてた
いや、ほんとは逆だったのかもしれない
彼女は部屋を見せてくれたんだ
「ノルウェー製の家具がいいでしょ」
「今日は一緒にいてね、座ってよ、どこでもいいから」
僕はまわりを見回したけど椅子はなかったんだ
そこで絨毯の上にすわってチャンスをうかがいながら※
ワインをのんでいた
僕たちは2時まで話し込んだあと
彼女は「そろそろベッドの時間ね」って言ったんだ
「朝から仕事なのよ」、そう言いながら彼女は笑いはじめた
僕は仕事じゃないよって言って、浴室で寝始めた
そして、目覚めたら一人だった
彼女は森に飛んでいってしまったんだ
そして僕は火をつけた※
ノルウェーの家具っていいね
この曲はシタールが初めて使われたことでも有名です。ジョンらしいシンプルながら美しいメロディは多くのミュージシャンにカバーされています。僕の好きなのはキャロル・スローンのかな。
You Won't See Meはポールのチューン、失恋の歌です。ポールらしい美しいメロディとコーラスが特徴の佳曲です。アン・マレーなんかもカバーしてました。
さてさて、おつぎは・・・はあ~疲れてきた(笑)。
これは面白い!おすすめです。そうそうたるメンバーによるDrive My Carです。
Nowegian Woodの元音源を使用したクリップです。
You Won't See Meの元音源を使用したクリップです。
you can do something in between:in betweenはスターになるまでの間のとこ。その間にsomethingって・・・「私を口説くこと」「私と付き合うこと」などの他にも、あの意味もあるんだろうなあ・・・
working for peanuts:小銭のために働く
biding my time:チャンスをうかがう
light the fire:火をつける
タバコに火をつけるという意味かと思っていましたが・・・ネットでいろいろ見てみると家に火をつけたと考える場合もあるようです。
by shigepianoman2
| 2008-10-17 20:07
| Rock