Shige's Photo Diaryに登場する曲を中心に音楽についての四方山話を綴ります


by shigepianoman2

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Only in my mind

FRONT SEAT

Sadao WatanabeElektra



かつて渡辺貞夫のアルバム、「フロント・シート」を記事にしたことがありました(こちらです)。その中でも僕のいちばん好きな曲が、Only in my mind。パティ・オースチンの明るい張りのあるボーカルとナベサダのまっすぐなサックスが素晴らしいです。歌詞の内容をご紹介したかったので、また記事にしますね。


恋することなんてなかったの
でも心の中だけでも
夢見てもいいかしら

きっとだれかいい人がいるよね
もうずっと待っているの
間違いないわ

そしてあなたが現れた
私の心を開いて
ひっそりとキスをしてくれた
夢が現実になったのよ


↓のPretty Womanよりは妄想よりも現実に近くなった段階ですね(爆)。恋はこんな時がいちばん楽しいかも。YouTubeの映像はありませんでした。残念。でも、このアルバムはほんとにいいので、ぜひ買ってください(笑)。

さてさて、この記事で198記事となりました。200記事目はどんなスペシャルにするかな?

さていつものように和訳の解説と思ったのですが・・・
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by shigepianoman2 | 2009-06-03 21:55 | Jazz

My Dear Life

マイ・ディア・ライフ~音楽生活50周年記念ベスト
渡辺貞夫 / ユニバーサル ミュージック クラシック



疲れて自分が小さくなった時に、あるいは行き詰って出口が見えない時に聴きたい曲ってないですか?今日ご紹介するナベサダのMy Dear Lifeはそんな時に僕が聴く曲のひとつです。もともとはインスト曲ですが、歌詞を加えたボーカルバージョン(ブレンダ・ラッセルやランディ・クロフォードなどが歌ってます。)もあります。

「なんだ、そんなことどうでもいいじゃないか」。この曲を聴くと、いろんな悩み事が小さいものに思えてきます。そして目の前には果てしない世界が広がっていきます。急に目の前が開けるようなそんな錯覚をも覚えます。So come share with me my dear life・・・なっていわれると力がわいてきますね。彼の素直で明るいアルトサックスの音がまた心を軽やかにします。

My Dear Lifeの収録アルバムはいくつかあるのですが・・・今日はこれにしましょう。「マイ・ディア・ライフ~音楽生活50周年記念ベスト」です。音楽生活50周年、素晴らしいことですね。渡辺貞夫は日本が世界に誇るトップ・サックス奏者であり、世界規模の活躍をつづけてきました。このアルバムは大ヒットした78年の「カリフォルニア・シャワー」から現在に至るまでの足跡の集大成、聴き応えのあるアルバムとなっています。My Dear Lifeの新録音にはランディ・クロフォードがゲスト参加しています。しかし、もうナベサダって75歳?まだまだ元気に幅広く活動をしている姿を見ると、僕もがんばらなければと思います(笑)。

埋め込めるいい動画がYouTubeでは見つけられませんでした。ぜひ、アルバムで聴いてくださいm(__)m
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by shigepianoman2 | 2008-08-24 15:34 | Jazz

Swingroove

スウィングルーヴ
太田剣 / ユニバーサルクラシック


今日は新しい人をご紹介します。太田剣に始めて出会ったのは去年のこと。御茶ノ水のジャズハウスNARUでのことでした。その印象は?・・・う~ん、かっこいい!次の日にこのCDを予約してしまいましたよ。

学生時代から活躍していた彼のプロデビューは1997年、2006年リリースの「Swingroove」は彼の初リーダーアルバムです。セッションでの録音だけあって抜群のライブ感とドライブ感、サックスが熱くスウィングしてます。

まず最初のタイトル曲から熱いですよ。まさにSwing&Grooveです。The Days of Wine and Rosesなんて、もう最高。何このスピード感、もうシャー専用ゲルググって感じですよ←すいません、ガンダムのDVD-BOX買ったので影響されてます(笑)。 Set Your Mind at Restもいいですね。メインブログの過去記事でもタイトルを使わせていただきました。Groovingな曲ばかりではなく、バラードも秀逸。サックスが歌ってます。バックのピアノ、リズム隊も素晴らしく、彼の演奏を盛り上げます。シンプルな曲だけどOmoi-Ga Kasanaru Sono Mae-Ni(今日のメインブログの記事参照)もいいですね。ピアノがリリカルですし、途中のサックスとのユニゾンもさりげない美しさです。心に染み入るようなバラードですね。

そうそう、彼、結構イケメンなんですよ。女性ファンが多いそうです(笑)。残念ながらジャケットのイメージがありませんでした。でも、もちろん発売中ですよ(笑)。NARUで時々ライブやっているようですので、ぜひどうぞ。
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by shigepianoman2 | 2007-03-12 23:17 | Jazz

The Good Life

THE GOOD LIFE
土岐英史 / ファンハウス


今日は僕の好きなサックスププレーヤー、土岐英史です。16歳の若さでプロデビューしてから現在にいたるまで、渡辺貞夫、向井滋春、増尾好秋、日野皓正、渡辺香津美、松岡直也など多くのジャズミュージシャンと共演してきた日本を代表するサックスプレーヤーのひとりです。

僕が初めて土岐英史のサックスを聴いたのは、小野リサのライブでのことでした。たしか、ドラムは日野元彦でしたね。印象的だったのはその音色の良さ。渋いとか、味があるとか、泣いているとか、そういったものではなく・・う~ん、なんといったらいいのか、ほんとに「いい音」なんですよ。このライブ、池袋のアムラックスでのイベントだったのですが、いっしょに行った妻も(うちの奥さん、昔、ブラバンでアルトサックスやってたんですが)感動してました。

そんな彼のリーダーアルバムから、「The Good Life」をご紹介しましょう。仕事で疲れた後、ちょっと灯りを暗くして、手にはモルトで満たされたショットグラス、そしてCDをかけると・・・思わずふぅ~っと深く息を吐きたくなります。悩みもストレスも一瞬にしてどこかに消えてしまいます。最初の一音でこれだけ心が落ち着けるアルバム、なかなかないですよ。スローからミディアムテンポで流れる彼の演奏は極上の時間を与えてくれます。

タイトルナンバーもいいですが、My Funny Valentine、After Dark、My One and Only Love、Body and Soulもいいですね。Old Friend and Dry Martiniはクールとしかいいようがありません。

体の力を抜いてゆったりとした時間を過ごしたい時、このアルバムは最高のパートナーとなってくれると思います。

追伸:アルバムの画像がライフログにありませんでした。もしかしたら、もうこのアルバム、販売されてないかもしれません。そうだとしたらご容赦をm(__)m
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by shigepianoman2 | 2007-03-08 22:20 | Jazz
Art Pepper Meets The Rhythm Section
Art Pepper / Original Jazz Classics



今日から気分を一新してジャズサックス特集にしましょう。まずは僕の好きなArt Pepperをご紹介します。

もうジャズファンの方はご存知でしょう、「Art Pepper Meets The Rhythm Section」です。Art PepperがMilesのリズムセクション(Red Garland、Paul Chanbers、Philly Joe Jones)をサイドメンとして1957年に録音したこのアルバムは、彼の最盛期の中でも最高のアルバムといえるでしょう。このアルバム、他のテイクが残っていないそうですが、だとするとワンテイクで録音されたものでしょうか。たしかにそう思えるほどこのアルバムでは熱くスイングした音を聴くことができます。即興音楽としてのジャズの真髄がこのアルバムにつまっているともいえます。当時、絶好調の天才Art Pepperとリズムセクションが互いに影響されながら高まっていくのを聴くと、こちらも熱くなってきますね。このアルバムはこの時代のものとしては録音もよく素晴らしい臨場感も楽しめます。

どの曲もかっこいいのですが、その中でも最高の名演がYou'd Be So Nice To Come Home Toでしょう。これが最初の一曲なんて、もう最初っからノックアウトですよ(笑)。Art Pepperの世界に引き込まれ、最後のThe Man I Loveまで一気に時間が過ぎてしまいます。音が終わっても、しばらく余韻で体がしびれてスイングし続けている錯覚に陥ります。

ジャズらしいサックスを聴きたい方はまずこの一枚から始めてはいかがでしょうか。ぜひお勧めです。
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by shigepianoman2 | 2007-03-04 22:38 | Jazz

Winelight

Winelight
Jr. Grover Washington / Warner Jazz



さてさて、フュージョンサックスに戻りましょう。Beatlesの「Love」の発売記事をアップしたため、すっかり忘れてました(笑)。第4弾は(すでにKenny Gも紹介してるから第5弾?)Grover Washington Jr.です。有名なアルバムですので、皆さんもご存知かと思います。

「Winelight」は1980年にリリースされて大ヒットした名盤、80年代フュージョンの代表作の一つでしょう。Marcus Miller、Eric Gale、Richard Tee、Steve Gaddが抑え目の渋い演奏で参加しています。

今、聴き返してみて、構成がとてもシンプルなことにあらためて驚きます。でも本物の演奏だからこそ、スタジオワークで無理に分厚くしたサウンドやきらびやかなデジタルサウンドの横行する今でもしっかりと音が心に届いてきます。当時はデートのBGMとしてよく使われたせいか(多分・・・笑)軟派なイメージがありますが、これから歳を重ねても聴くことができる完成度の高いアルバムですね。そして中でもBill WithersのボーカルをフィーチャーしたJust the Two of Usには泣かせられました。フェージングのかかったローズエレピとバスドラの音だけで静かに始まり、いつのまにかハイハット、そしてベースが加わり、そしてBill Withersの哀切の漂うセクシーな歌声が・・・もうどうにでもして(笑)。

そうそう、余談ですがJust the Two of Usの邦題は「クリスタルの恋人たち」でした。なんとなくクリスタル・・なんてのが流行っていた時代ですが、いくらなんでもこれはないですよね。このあたりから日本人の日本語能力がどんどん失われていったのでしょうか。

そうそう、そのGrover Washington Jr.ですが1999年に心臓発作で亡くなりました。まだ56歳でした。合掌。
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by shigepianoman2 | 2006-12-18 21:12 | Jazz

You are not Alone

You Are Not Alone
Kim Waters / Warlock



さて次はKenny Gじゃないですよ(笑)。Kim Watersにしましょう。

スムース・ジャズという言葉は80年代ころから使われるようになったでしょうか。フュージョンというとそれぞれの楽器が個性的なアドリブを繰り広げる音楽という印象が強いですが、それに対しスムース・ジャズは同じフュージョンに分類はされますが、アドリブパートが少なく、聴き心地がよい音楽となっています。Kenny Gはその代表ですね。

Kim Watersもそんなスムース・ジャズの代表的なサックスプレーヤーの一人。彼のソプラノサックスの美しい音色にはR&Bの要素が加わり、ちょっぴりセクシーです(笑)。確実なテクニックに裏打ちされた丁寧でありながら、メロウな演奏に安心して身を任せることができます。

その中で、今回は1996年にリリースされたアルバム「You are not Alone」をご紹介します。どの曲も心にじっくりと染み入ってきます。スローでありながらファンキーなリズムはまるで静かな波のようにゆったりと流れます。一番好きなのはタイトルナンバーのYou are not Alone。シンプルな旋律のバラードですが、この曲を聴くと心が温かくなり、元気が出てきます。そして、いつもよりほんの少しだけやさしくなれるような気がします。大切な夜に、大切な人と聴きたいナンバーです。You are not alone. I’ll be with you・・・もうそれ以上言葉はいらないですね。

元記事はこちらです
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by shigepianoman2 | 2006-11-19 18:36 | Jazz

Voyeur

Voyeur
David Sanborn / Warner Bros.



さて先週はちょっとサボっていたので、続けてアップしましょう。次はDavid Sanbornです。彼の「泣き」のサックスは最高ですね。彼は幼い頃、小児麻痺に冒されたのですが、そのリハビリとしてサックスを始めたというから驚きです。数多くのリーダーアルバムだけでなく、他のミュージッシャンのアルバムにもたくさん参加していますので、どこかで彼のサックスの音はみなさんの耳に届いていると思います。日本では吉田美奈子や宇多田ヒカルなどのアルバムにも入っていましたね(笑)。

今回はそんな彼のアルバムから「Voyeur」を選びました。Sanborn好きの方はニンマリされたかもしれませんね(笑)。このアルバムは1981年にリリースされました(えっ、もうそんな前になるの?)。やはりちょっとだけ録音が古いかなと感じることもありますが、メロウ&シャープな演奏は今でも感動ものです。また共演ミュージッシャンがすごい。Steve Gadd、Buddy Williams、Marcus Miller、Buzzy Feiten、Hiram Bullock、Lenny Castro、Tom Scottなどなど。コーラスにはPatti Austinまで入っています。共演者がそれぞれ個性的で渋い演奏を聴かせてくれるのですが、それにもかかわらず音はSanbornのものです。そこらあたりすごいと思いますね。

まず最初のLet’s Just Say Goodbyeからクール!Buzzy Feitonとの掛け合いは最高です。そしてRun For CoverのMarcus Millerのベース・・・ファンキーでかっこええ・・・と思わず関西弁です(笑)。参考までに、彼のこの曲でのベースはスタジオライブアルバムの「Straight to the Heart」でもっと堪能できます。All I need is Youのサックスのまたいいこと、女性コーラスも効果的です。そして最後のJust for You・・・二分足らずの曲ですが・・・なんだこのために最後まで聴いてきたんだな、そんなふうに心に心地よい余韻が残ります。僕はメインブログで写真のタイトルに曲の名前をよくつけるのですが、このJust for Youに合う写真をいまだ撮れていません。

このアルバムは全部で30分ほどと短いですが、Sanbornの素晴らしさが詰まっています。ぜひお試しください。
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by shigepianoman2 | 2006-11-18 00:13

Front Seat

FRONT SEAT
Sadao Watanabe / Elektra



さて、一週間ぶりのアップです。ピアノが続いたので他の楽器のアルバムをご紹介します。まずはサックスリーダーのフュージョンといきましょう。

渡辺貞夫はもうみなさんご存知ですね。「ナベサダ」の愛称で知られる日本を代表するジャズ・サックスプレーヤーです。California Shower、Orange Express、My Dear Lifeなど数々の名作をプレイしています。アメリカで生活していたころ、近くのタワーレコードによく行っていました。そこで気づいたことなんですが、渡辺貞夫のコーナーが結構大きいんですよ。ジャズ大国、アメリカで認知される日本のミュージッシャンは数少ないですが、ナベサダはそのうちの一人なのですね。TVや店のBGMでもよく聞きました。

彼のサックスはとてもやさしく周囲になじんでいきます。まるで日本人の「和」の心がそこに棲んでいるかのようです。実際、彼の人となりもそうなのでしょうね。彼のアルバムには多くのミュージッシャンが参加していますが、それも彼の人柄によるものだといわれています。彼の創り出す音楽にはジャズ、ボサノバなどが影響しています。ただ、そのメロディーにはやはり「和」の旋律が内包されている、僕はそう感じます。特にアメリカで仕事をしていた時にそう思いました。日本を遠く離れていた時だからこそ実感できたのかもしれませんね。

さて前置きが長すぎましたね。ナベサダのアルバムの中で一枚を選ぶとしたら・・・かなり迷うのですが、やっぱり「Front Seat」(1989年)です。プロデュースはGeorge Duke、Robbie Buchanan、Russell Ferranteというそうそうたる顔ぶれ、他にAbraham Laboriel、Paul Jackson Jr.、Jeff Porcaro、Alex Acuna、そしてボーカルとしてPatti Austinも参加しています。トータルとしてのアルバムのバランス、完成度が高く、全曲がお勧めといってもいいでしょう。いつ聴いても心動かされるアルバムです。特にPatti Austin の歌うストレートなバラードOnly in My Mindとその後に続くMiles Apartは最高です。アメリカで最初一年は準備のため単身赴任していたんですが、夜の車のなかで聴いていて涙が出てきましたね。おいおい、事故るなよ(笑)。


PS そうそう、日本人でもっとも世界で成功した音楽家ってだれでしょうか?小澤征爾、YMO、秋吉敏子、小曽根真、それとも松居慶子?いえいえ、やっぱり坂本九でしょうね。ビルボード誌のHot100で1位を獲得し、なおかつエド・サリバンショーに出演したのは彼だけです。
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by shigepianoman2 | 2006-11-17 18:33 | Jazz

I Believe I Can Fly

At Last...The Duets Album
Kenny G / Arista



Kenny G「At Last...The Duets Album」はいい曲がいっぱい詰まった素敵なアルバムです。その中で今日はI Believe I Can Flyをご紹介しましょう。この曲、オリジナルはR. Kellyですが、このアルバムではYolanda Adamsが歌っています。力強いボーカルとあくまでも甘いソプラノサックスの音が絡み合い、聴くものに感動を与えてくれます。

「神」の存在を悟り、癒され、生きる力を得ていく歌ですが、僕はクリスチャンではありませんので、歌詞の意味を心から理解しているとはいえないでしょうね。でも、心動かされることは確かです。

Kenny Gはただ美しい旋律と美しい音を聴いて楽しんでもらいたいというタイプのプレーヤーなのでしょうね。ゆったりとした心で素直に彼の音に身を委ねるのも悪くはありません。他にもこのアルバムではChaka KhanDavid SanbornDaryl HallDavid BenoitEarth Wind & FireBurt BacharachBarbra Streisandなどのミュージシャンが共演しています。

元記事はこちら
I believe I can fly
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by shigepianoman2 | 2006-09-08 22:14 | Jazz