Shige's Photo Diaryに登場する曲を中心に音楽についての四方山話を綴ります


by shigepianoman2

カテゴリ:Pops( 36 )

歌の贈りもの

バリー・マニロウ / BMGビクター



こちらのブログは放置気味ですが、せっかくですから今年最後の記事ぐらいは少しだけ気合を入れて書きますね。今日ご紹介するのはバリー・マニロウのI write the songs、邦題は「歌の贈りもの」です。

バリー・マニロウはかつて記事にしました(こちらこちら)。この曲を書いたのはビーチ・ボーイズのメンバーとして有名なブルース・ジョンストンですが、バリー・マニロウは自分の歌であるかのように見事にこの歌の世界を自分のものにしています。大ヒットし、全米No.1を獲得しました。


私はずっと長い間生きてきた
最初の歌を作ったのは私だ
言葉とメロディを一緒にしたんだ
そう、私は「音楽」、歌を作りし者

世界中のみんなが歌う歌を
愛や特別なできごとの歌を
若い女の子が泣くような歌を
私は作るんだ

私はあなたの中、奥深くにいる
あなたの魂の中にいるんだ
あなたの目を通して世界を眺めると
たとえ私が年老いていたとしても
もう一度若返ることができるんだ


シンプルですが、なんとも壮大な歌詞ですね。なんたって私は「音楽」だってことですから(笑)。音楽というものの素晴らしさ、人の心と心をつなげていく素晴らしさを力強く歌っています。この曲を聴くとなぜか元気がでて、楽観的になれます。


バリー・マニロウのバージョンです。歌詞つき(笑)。




オリジナルのブルース・ジョンストンのバージョンです。ゆったりとしてます。




今年は新型インフルエンザの流行、景気の低迷、目を背けたくなるような事件など嫌なことがたくさんありました。日本全体に元気がなく、このままだめになっていくのではないかという悲観的な空気に包まれていました。人々は想像力を失い、心の余裕も失くしてしまったようにみえました。こんな時こそ歌を聴いて、前に向かう勇気を取り戻したいものです。

さて、今年も私のブログ、Slightly out of Tuneにお付き合いくださいまして、ありがとうございました。また、来年もよろしくお願いいたします。それではよいお年を。
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by shigepianoman2 | 2009-12-29 11:42 | Pops

Juice/Quiet Lies

Juice Newton / Collectables



時々アップが滞るのはなぜかと考えてみると・・・やはり一記事一記事に力が入っているからでしょうか。結構長い文章を書いたり、歌詞を訳したりなんてしてますから、余裕がなくなるとなかなか記事を書くに至らないんでしょうね。そこで、これからは軽めのネタもアップしていこうかと思います。

さて、今日はJuice NewtonのLove's Been A Little Bit Hard On Meです。聞いていただけるとわかりますが、歌詞の半分はLove's Been A Little Bit Hard On Me~♪なので、まあ訳はいいでしょう。「恋では結構つらい思いをしたのよ」という意味でしょうか。たわいもない内容のラブソングです。学生の頃だったか、ラジオでよく流れてました。ホンダのCMでも使われてましたね。最近iTune Storeで再発見、思わずダウンロードしてました(笑)。

ご紹介したいのはPV。なんか懐かしい雰囲気です。この頃のプロモってこんな感じでした。しかし、歌手本人がここまでやるなんて・・・なんか笑えます。

YouTubeのクリップですが、埋め込み不可だったので、リンクだけ置いておきます。クリックしてください。

Love's Been A Little Bit Hard On Me

PS 途中のギターソロの感じ懐かしいですね。この頃の日本のアイドルの歌謡曲ではこんな感じのギターがよく使われていました。アメリカのパクリが多かったですね。
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by shigepianoman2 | 2009-07-04 21:42 | Pops

Him

グレイテスト・ヒッツ

ルパート・ホルムズ / ユニバーサル インターナショナル



ここのところ純粋な愛の歌が多かったので、今日は少し趣を変えて三角関係の曲にしましょう(笑)。ルパート・ホルムズ(Rupert Holmes)のHimです。彼の最高傑作とされる「Patners in Crime」に収録され、全米6位のヒットを記録しています。全米No.1ヒットナンバー、Escapeもこのアルバムに収録されています。ルパート・ホルムズは70年代のAORシーンに一時代を築いただけでなく、作曲家・プロデューサーとしても活躍し、バーバラ・ストライザンドなどに多くの曲を提供しています。amazonに「Partners in Crime」がなかったので、この記事では代わりにベスト盤を掲載しておきますね。


窓辺に煙草のパッケージが
でもそれは僕のじゃない
時々女性ってのは忘れてしまう

彼女は隠すのを忘れたんだ
誰かわかってるよ
彼女はただの友達だっていうだろうね
何言ってるんだ、わかってるよ

彼女は彼をどうするつもりなんだろう
彼と別れるか
それとも僕と別れるか
代償は払うべきさ
彼か僕かどちらかだ


純粋な愛も現実、でもこんな愛も現実・・・ですね。

YouTubeの映像をアップしておきます。



さていつものように和訳の解説です。
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by shigepianoman2 | 2009-06-29 22:02 | Pops

Mandy

歌の贈りもの~ベスト・オブ・バリー・マニロウ

バリー・マニロウ / BMG JAPAN



中学、高校の頃はよくラジオを聴いてました。その頃は洋楽ヒット曲のトップ10を紹介するなんて番組をよくやってました。そんな番組でもよく登場していたのが、バリー・マニロウ(Barry Manilow)でした。バリー・マニロウはシナトラを継ぐとも言われたアメリカのポピュラー音楽の歌手。タキシードを着て、手を大きく広げて歌うなんていう感じのアメリカンエンターテイメントそのもので、中学生、高校生が聴くタイプのい音楽ではないのですが、そんなアメリカンな明るさが好きでこっそり聞いてました(笑)。みなさんもコパカバーナなんて憶えていらっしゃるのではありませんか。彼はエンターテーナーというよりは、総合音楽家ともいうべき人で、ジュリアード音楽院卒業でピアノも弾き、プロデュースもするという才能にあふれた人です。ベット・ミドラー、ディオンヌ・ワーウィック、ローズマリー・クルーニーなどのアルバムをプロデュースしたとか、ミュージカルや映画のために曲を書いたとか、多彩な音楽活動を行っています。

Wikipediaによると、「2007年4月現在、全世界で通算7,500万枚以上のセールスを記録。1978年には5枚のアルバムがベストセラーとなった。この記録はフランク・シナトラとジョニー・マティスの記録に匹敵する。シングルがビルボードトップ100にランクインし、アルバムの売り上げが200万枚を記録し、ラジオ&レコーズのナンバー1アダルト・コンテンポラリー・アーティストと呼ばれ、3年連続でアメリカン・ミュージック・アウォーズのFavoritePop/Rock Male Artistを受賞した。」などという輝かしい経歴の持ち主でもあります。

さて、今日ご紹介するのは彼の歌の中でも僕のいちばん好きな曲、Mandyです。彼の初めての大ヒット曲で全米No.1を獲得しました。↑のアルバムはベスト版です。


僕は一生忘れない
雨に凍えるような日々を

窓越しに人の影や顔をながめ
夜には目を涙に濡らし
そして夜が朝になり、次の日がやってくる
幸せそうな人々が通り過ぎて
そんな彼らの目をみると
僕は思い出す

どうして気付かなかったんだろう
君がいたから幸せだったのに

君は無償の愛を僕にくれた
でも僕は君を去らせてしまった
君はキスをして震える僕を癒してくれたのに
マンディ、もどってきてくれよ


最初の数節は情景が浮かんでくるようですね。イメージとしてはグレイ。灰色のむなしい日々が淡々と綴られます。

YouTubeの映像をアップしておきます。なんと歌詞付きです(笑)。



そうそう、彼の記事はこちらにもアップしてました(Can't smile without you)。そちらもあわせてどうぞ。

恒例の和訳解説です。
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by shigepianoman2 | 2009-06-25 21:47 | Pops

Honesty

ニューヨーク52番街

ビリー・ジョエル / Sony Music Direct



さて↓の和訳の記事、最後の一曲をアップしましょう。ビリー・ジョエルのHonestyです。せっかくですから、全部訳してみましょう。


優しさが欲しければ
見つけられるさ
生きるための愛もね

でも誠実さというと
まるで目が見えなくなったようだよ
いったいどこにあるんだろう

「誠実」なんてむなしい言葉さ
みんなうそばかり
「誠実」なんてほとんど耳にしないよ
君だけはそうあってほしいのに

同情してくれる人はいるさ
すべて打ちあければね
でも愛想だけのきれいごとなんていらないよ
僕が欲しいのは信じられる人だけ

「誠実」なんてむなしい言葉さ
みんなうそばかり
「誠実」なんてほとんど耳にしないよ
君だけはそうあってほしいのに

恋人だっているさ
友達もね
つかの間の安全だって得られるよ

みんな約束だけは口にするし
それでちょっとは気が楽になるさ
そう、わかってるさ、わかってるけど

僕が深く考えこんでいても
気にしないでくれ
何も求めはしないよ

でも誠実さが欲しいときは
どうすればいいのか教えてくれよ
君だけが頼りなんだ

「誠実」なんてむなしい言葉さ
みんなうそばかり
「誠実」なんてほとんど耳にしないよ
君だけはそうあってほしいのに


YouTubeのライブ映像をアップしておきますね。HQデフォルトにしてありますが、ネットの速度によっては適宜変えてください。



さて、歌詞の和訳の解説ですが・・・こちらをクリックしてください
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by shigepianoman2 | 2009-05-28 19:42 | Pops

I Keep Forgettin'


If That's What It Takes

Michael McDonald / Warner Bros.



歌詞和訳の記事の例に挙げた曲を今日もアップしましょう。Michael McDonaldのI Keep Forgettin'です。Michael McDonaldはドゥービー・ブラザーズのメンバー。1975年にトム・ジョンストンの代役として加入しました。彼の加入と共にドゥービーはロックバンドから都会的なAORバンドに方向性が変わっていきました。この曲はドゥービーの解散後の初ソロアルバム(1982年)に収録されており、ソロとしての初ヒットとなりました。「君といつものように顔をあわせると、もう愛が終わってしまってるなんてこと、ふと忘れてしまうよ。」、そんな悲しい歌です。

YouTubeのクリップをアップしておきますね。2003年のライブです。しかし、彼の声は変わりませんね。男の僕が言うのも変ですが、セクシーです(笑)。



そういえば、このアルバム買ったなあ・・・大学生の頃だっけ・・・さて、↓の記事にはもう一曲例示してありますね。この曲はゆっくり記事にします。
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by shigepianoman2 | 2009-05-23 23:10 | Pops

You Are So Beautiful

↓の訳詩記事で例示した曲をもうひとつ紹介しましょう。You are so beautifulです。もともとこの曲はBilly PrestonとBruce Fisherが作曲作詞したもの。それをJoe Cockerがカバーして大ヒットさせました。Joe Cockerのソウルフルな歌い方が、そのシンプルな歌詞にマッチして素晴らしい作品となっています。Joe Cockerといえば、他にもビートルズカバーのWith a little help with my friendsやUp where we belong(愛と青春の旅立ちのテーマ曲)などでも有名です。歌詞は・・・訳さなくてもいいよね(笑)。

You are so beautiful to me
のところはもちろんだけど

A guiding light that shines in the night
Heaven’s gift to me
のところもいいですね。

YouTubeの映像をアップしますね。どちらも素晴らしいライブです。




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by shigepianoman2 | 2009-05-22 21:37 | Pops

I Just Fall In Love Again

New Kind of Feeling

Anne Murray / Green Line



↓の記事でEasy, foy you to take me to a starという歌詞を例として挙げました。YouTubeに動画があったのでアップします。この曲、カーペンターズも歌ってますね。たぶん、カーペンターズの方が先かな。

アン・マレーに関してはこの記事もどうぞご覧ください。

カーペンターズのバージョンも見つけたのでいっしょにどうぞ。どちらもこの歌に合う声ですね。安定したボーカルでゆったりと歌われると最高です。アンマレーのは、ご丁寧に歌詞付き(笑)。例示した歌詞は1分39秒あたりで出てきます。カーペンターズのは1分40秒あたり。あれっ、ほとんど同じですね(笑)。






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by shigepianoman2 | 2009-05-20 22:24 | Pops

Longer

フェニックス

ダン・フォーゲルバーグ / ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル



今日はダン・フォーゲルバーグのLongerをご紹介しましょう。彼の優しくほのぼのとした声、少年のような初々しい楽曲に感動した方も多いかと思います。ダン・フォーゲルバーグはイリノイ州出身のシンガー・ソングライターで、ジェームス・テイラー、キャロル・キング、ジャクソン・ブラウンなどと並びシンガー・ソング・ライターの一時代を築きました。彼は多才なミュージシャンでギター、キーボード、バッキング・ヴォーカルなどをすべて自分で担当し、多重録音して曲を作るなんてこともやっていました。Longerは1979年にリリースされたアルバム「フェニックス」に収録されており、全米No.1ヒットを記録した彼の代表曲です。


海に魚がいるよりも長く ※1
どんな鳥が飛ぶ高さよりも高く
空の星があるよりも長く
僕は君を愛してきた

どんな山の大聖堂よりも強く
青々と繁る木々よりも真摯に ※2
どんな原生林よりも深く
君を愛している

僕は冬には温かい火を
君は春に気持のよい雨を
そして二人で秋と夏を飛びぬけよう
翼に愛をのせて

年月を経て情熱の火がだんだんと落ち着いて ※3
僕たちの人生という「本」の一行一行が焼けていって ※4
装丁が裂けて、紙が黄ばんでも
僕は君のことをずっと愛するよ


この歌は英語自体はシンプルですので、曲を聴くとそのまま頭に、心にその意味が入り込んできます。ただ訳すとなると・・・とても難しかったですよ。逐語訳的なものはすぐできますが、詞の意図をうまく伝えられるような日本語にできません。何か、いいアイディアがあったら、コメントください。例として※の部分の説明を↓に書いておきます。

今、この曲を何度もリピートで聴いていますが、いいですね。心が洗われます。残念ながらダン・フォーゲルバーグは、一昨年12月16日、メイン州の自宅で前立腺癌のため享年56歳という若さで亡くなりました。今夜はじっくりとLongerを聴いてみてはいかがでしょうか。失われた少年の心が少し戻ってくるかもしれません。

YouTubeのクリップを置いておきます



※の部分の解説です。
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by shigepianoman2 | 2009-01-31 23:08 | Pops

Close to You

Close to You

The Carpenters / A&M



明けましておめでとうございます。今年の最初の曲はカーペンターズの(They Long to Be) Close to Youです。バート・バカラックの楽曲で、リチャード・チェンバレンやディオンヌ・ワーウィックが歌うなど、多くの歌手によってカバーされています。この曲はカーペンターズの1970年8月に発表のオリジナル・セカンド・アルバムに先駆けて発売されたセカンドシングル曲であり、初めての大ヒット曲でカーペンターズの出世作になりました。


なぜなのかしら
あなたが近くにいると
いつも小鳥がふいに姿をみせるの

まるで私みたいね
あなたのそばにいたいのよ

なぜなのかしら
あなたが通り過ぎると
いつも星が空から流れ落ちるの

まるで私みたいね
あなたのそばにいたいのよ

あなたが生まれた日に
天使が集まって
夢をかなえようって決めたんだわ

月の砂をあなたの髪に
黄金の星の光をあなたの青い目に
散りばめようって

だからみんな女の子たちは
あなたを追いかけるのね

まるで私みたいね
あなたのそばにいたいのよ


聴いているだけでほんわかと心が温かくなってきます。カーペンターズの歌ってほんと心が和みますね。ところで、バート・バカラックですが、数々の名曲を作っています。雨にぬれても(Raindrops Keep Fallin' on My Head)、アーサーのテーマ (ニューヨーク・シティ・セレナーデ - Arthur's Theme)、アルフィー(Alfie) 小さな願い(I Say a Little Prayer)などは皆さんもご存知ではないでしょうか。

今年最初の曲を何にしようか、正直迷いました。U2(ベタすぎますね・・・笑)やChange the Worldも候補になったのですが、どういうわけかこの曲が心に留まりました。去年はいやなことの多い波乱の年でもあったので、少しさわやかな気分になりたかったんでしょうね。

YouTubeの動画です



この次は昨年の紅白評のあと、ビートルズ特集を再開いたしますね。こんな感じでマイペースでやってますが、今年も音楽ブログ、Slightly out of Tuneをよろしくお願いいたします。
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by shigepianoman2 | 2009-01-04 22:01 | Pops