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Shige's Photo Diaryに登場する曲を中心に音楽についての四方山話を綴ります


by shigepianoman2

Girl そして In My Life ラバー・ソウル3

Rubber Soul
The Beatles / Toshiba EMI



B面一曲目、リンゴがWhat Goes Onという失恋ソングを歌ってます。ラバー・ソウルでのビートルズの変化は劇的ですから、リンゴの歌を聴くとなんかほっとしますね(笑)。さてラヴバー・ソウル、第三弾です。4つになるかと思いましたが、ここで一気に終わらせてしまいましょう。B面には、名曲Girl、In My Life、If I Needed Someoneなどが収録されています。

ジプシー風の美しいメロディが特徴のGirl。ジョンが切ない声で歌います。途中の息を吸うような音がマリファナを吸う音に似ていると話題にもなりました。

誰か聞いてくれるかい
一緒に暮らすようになったあの娘のことさ
彼女は後悔するほど思い焦がれて
でも、それでもいいと思わせるような女なんだ

何度も別れようかと思ったさ
でもそのたびに彼女は涙を見せるのさ
そしてできもしないことを約束するんだ
でも僕は結局彼女を信じてしまうんだ
どうしてそうなってしまうんだろう

悪魔的な魅力の女性なんでしょうね、いけないと思っていても、どんどんはまってしまうような。ああ、そんな恋がしてみたい・・・いや、やめときましょう(笑)。

このアルバムの最大の名曲(と僕が思っている)がIn My Lifeです。これは愛する女性との出会いを歌った曲。ジョンの作曲した歌のなかでも最高の美しさではないでしょうか。途中のジョージ・マーティンのバロック風ピアノソロもかっこいいですね。In My Lifeは「ローリング・ストーン」誌の「最も偉大な曲500」の23位、CBC の「50曲」の2位に選ばれていますし、世界中のミュージシャンがカバーしています。そうそう、メインブログでの知り合いのmei-nyanさんがご自身のブログのタイトルにされています。

一生忘れない場所がある、いくつかはもう変わってしまったけど
ずっと変わらないところもあるだろうし、そうでないところもあるだろう
今はもうないところもあるし、残っているところもある

それぞれの場所には一緒に行った彼女や友との思い出がある
生きている人も、もう亡くなってしまった人もいるけど
ずっとみんな愛している

でも、今まで君ほどの人はいなかった
新しい君との愛のことを考えると
昔の思い出は意味をなさなくなってしまう

過ぎ去っていった人たちへの愛情を失うことはないけど
でも彼らのことを考えなくなってしまうだろうね
これからもずっと何よりも君のことを愛していくだろうから

愛する人との出会いは人生の最高の瞬間のひとつでしょうね。この曲を聴くと、いつもしんみりしてしまいます。

If I Needed Someone(恋をするなら)はジョージの曲です。彼のソロライブの時にはよく演奏していました。

恋をするなら
君だと思っているんだ
もっと時間があれば
君といっしょにいたいよ

ああジョージ、なんで死んでしまったんだあ・・・気を取り直してと。ラバー・ソウルには他にI'm Looking Through You、Wait、Run For Your Lifeなどが収録されています。

やっと終わったあ。お次はと・・・リボルバーだ!名曲がいっぱい、そして難解な歌詞がいっぱい。記事書くのもっと大変そう。心の準備しておこっと(笑)。

Girlの元音源を用いたクリップです



In My Lifeです



If I Needed Someoneです


by shigepianoman2 | 2008-10-19 21:27 | Rock