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Shige's Photo Diaryに登場する曲を中心に音楽についての四方山話を綴ります


by shigepianoman2

Whole Lotta Love

My Dear Lifeを記事にしたので、しばらく日本のフュージョン特集にしようかと思っていましたが、オリンピックの閉会式をみて、スイッチが入ってしまいました。今日はツェッペリンといきましょう。しかし、あの閉会式のレオナ・ルイスとジミー・ペイジのパフォーマンスはすごかったですね。あのリフが始まったところでぶっとびそうになりましたよ(笑)。


Led Zeppelin II
Led Zeppelin / WEA Japan




レッド・ツェッペリンはジミー・ペイジ(g)、ロバート・プラント(vo)、ジョン・ポール・ジョーンズ(b)、ジョン・ボーナム(ds)の4人のメンバーからなるイギリスのグループ。70年代のロック・シーンを代表するハード・ロック・バンドです。現在にいたるまで3億枚以上の累積アルバムセールスを記録しており、今もなお年に100万枚以上のセールスがあります。まさに人気、実力ともにモンスター・バンドと呼ぶにふさわしいですね。

レッド・ツェッペリンは訳すと鉛の飛行船。ザ・フーのキース・ムーンの口癖が由来だそうです。ジミー・ペイジの個性的でメロディアスな演奏、かっこいいリフ、ロバート・プラントの広い声域を自在に使いこなす歌唱力、ジョン・ポール・ジョーンズの卓越した技術に裏づけされた安定した野太いベース、ジョン・ボーナムの独特のタイム感をもち誰にも真似できないドラミング、それぞれが強烈な個性を放ちます。こんなにも個性豊かなそれぞれの音がバンドとしての演奏となると絶妙のグルーブ感を生み出します。それだけでなく、ブルースをベースにケルトの民族音楽や中東などの各種音楽を融合させた高い音楽性も合わせもっていました。それが、ケルト文学に造詣の深いロバート・ブラントの歌詞とあいまって、最高の音楽を形作っていたのです。

さて、Whole Lotta Loveの紹介です。アルバム「Led Zeppelin II」のオープニング・チューンですが、最初のかっこいいリフにしびれた方も多いのではないでしょうか。このアルバムは1969年にリリースされ、ビートルズの「アビーロード」を蹴落とし、全米でトップに輝きました。英米でともに初となるアルバム・チャート1位を獲得し、全米では売上1300万枚に達しました。このアルバムがいちばん好きだという方も多いですね。他にもLemon song、Heartbreakerなどの曲が収録され、アルバムとしての完成度はトップクラスだと思います。

YouTubeの画像です。上がもとの音源そのままのもの、下がライブ演奏です。






今、聴きながらタイプしているんですが・・・やっぱりすごいなあ。ドラムのなんというか独特のシャッフル気味のリズムに、しっかりしたベースがのっかって、ジミー・ペイジが自由奔放に弾いてて、ロバート・プラントのボーカルが・・・もうどうにでもして(笑)。

なになに、ツェッペリンだったら、移民も、黒い犬も、天国も、ロックンロールも(←みなさんわかりますよね・・笑)あるじゃないかって、そうだなあ。特集にしちゃうか・・・ちょっと考えます(笑)。
by shigepianoman2 | 2008-08-30 20:48 | Rock