Shige's Photo Diaryに登場する曲を中心に音楽についての四方山話を綴ります


by shigepianoman2

コンサート・フォー・ジョージ  その2

さてコンサート・フォー・ジョージのその2です。

Here comes the sun
美しいギターのイントロで始まるこの曲、ジョージが敬愛するジョー・ブラウンが歌います。ビートルズの内紛で嫌気がさしていたジョージがクラプトンの家に遊びに行った時に、春の日差しの中で自然にメロディが浮かんできてできたというこの曲は、どこまでもさわやかで心が洗われますね。アルバム「アビー・ロード」に収録されています。ジョー・ブラウンは、また楽しそうにさわやかに歌いあげます。

That’s the way it goes
これは知らない曲ですが、このDVDのなかでも一番温かい演奏です。えっと、解説によると1982年のアルバム「Gone Troppo」に収録されている曲だそうです。ジョー・ブラウンがマンドリンを弾きながら歌います。聴いていると、そして演奏を見ていると心がなごみます。

Horse to the water
これも知らない曲だけど、渋い!ジュールズ・ホランドがピアノっと。サム・ブラウン・・・聞いたことある名前だけど、聴くのは初めてかな。いやあ、しかしこのボーカルいいよ。他の作品も聴いてみたくなる。ちょっとハスキーな力強い声がたまらない。憶えておこっと。解説によると、ジョージ最後のレコーディングだといわれるのジュールズ・ホランドのアルバム「Small World Big Band」に収録されている曲だとのこと。そうなんだあ・・・

Taxman
おっと、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの登場だ!今も現役バリバリのこのバンド、どの曲やるんだろう・・・カウントとともに始まる曲は・・・やった、Taxmanだ!ジョージとトム・ぺティ、おそらくトラベリング・ウィルベリーズがらみだろうな。おぉ~トム・ペティのこのボーカルが・・・変わってないなあ。このルースな感覚がとっても心地よい。ギターもオリジナルに近い演奏をしてくれてます。ビートルズの「リボルバー」のトップを飾るこのナンバー、ぴったりの選曲です。この曲、もう40年も前、イギリスの高率な税を皮肉った曲だけど、今でもかっこいいなあ。

I need you
そして、続いてトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ。今度は何だろう?えっ、ちょっとびっくり!I need youだ。懐かしい・・・「Help!」のアルバムに収録されているジョージのナンバーだよ。「Help!」はよく聴いたなあ。中学のころ、もうレコードが擦り切れるぐらい。もちろんタイトルナンバーのHelp!もいいけど、そしてYesterdayもいいけど、この曲はしっかりと心に残っています。控えめなジョージのように、静かにね。

Handle with care
おっと、トラベリング・ウィルベリーズのナンバーだ。ヒット曲のHandle with care。そういえばトラベリング・ウィルベリーズの解説をしてなかったですね。1988年にジョージ・ハリスンがB面を録音するために、声を掛けたところから始まったといわれる伝説的なバンドです。ジョージ・ハリスン、ロイ・オービソン、ジェフ・リン、トム・ペティ、ボブ・ディランなどというとてつもなくメンバーです。最近、リマスター盤が出て話題になりました。このライブではオリジナルのジム・ケルトナーも加わって素晴らしい演奏を聴かせてくれます。ボブ・ディランが参加していないのが残念。なんか家族で演奏しているみたいで、温かい・・・もう何回温かいという言葉を使いましたかね(笑)。

Isn’t it a pity
クラプトンのカウントと共に始まるこの曲、あぉ~もうイントロの最初の音だけでわかる。Isn’t it a pityですよ。「All things must pass」は、ビートルズの中では目立たない存在だったジョージがビートルズ解散の頃に内面にたまりにたまった自分の「音」を三枚組みのレコードに解放した名作です。フィル・スペクターの過剰ともいうべきスタディオワークも手伝って、時代を代表する名盤となりました。中でもこの曲はまさにジョージの音楽性の爆発ともいえるナンバーです。まず最初にクラプトンがリードをとって・・・ん?このキーボード弾いてるのは・・・そうだ、ビリー・プレストンだ!今度は彼がリードを取って・・・いかん、また泣けてきた。ビートルズ末期、最悪だったバンドの雰囲気を少しでも良くしようとジョージが招きいれたビリー・プレストン。名前は知らなくてもGet backのローズ・ピアノのソロ、Let it beのオルガンといえばわかるのではないでしょうか。その彼がほんとに楽しそうに歌う・・・それだけじゃない、オルガンのソロを・・・もう涙がとまりません。渾身のクラプトンのギターソロもかっこいい!エンディングにさしかかるとHey, Judeのコーラスが重なってきてまたびっくり。しかも、ダーニが懸命に歌っています。えっ、これジョージじゃないの、このDVDを見ながら何度も感じた錯覚にまた陥ります。いやがうえにも会場は盛り上がり、観客はスタンディング・オベーションで拍手喝采します。この場に僕もいたかったなあ・・・でも、このあともさらなる感動が!

続きはまた次の記事でね。

TaxmanとIsn’t it a pityです。




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by shigepianoman2 | 2007-11-08 21:09 | Rock